消防設備の点検事項は?

消防設備の点検事項は、設備の種類や規模、使用頻度に応じて異なりますが、一般的な点検事項は、火災報知器の点検や、自動散水設備の点検、非常口・避難誘導設備の点検など様々な点検があります。

火災報知器は、建物内にいる人にいち早く火災を知らせる重要な装置であるためとても重要です。煙感知器や火災報知器の作動確認、電源やバッテリーの状態確認、ケーブルの接続状態の確認などが行われます。

消火器や消火栓の動作確認、操作パネルの動作確認、消火設備の圧力計の点検、配線の確認など自動火災報知設備の点検も慎重に行われます。

自動散水設備の点検では、噴水器の清掃、動作確認、ホースやバルブの点検、水圧計の確認などが行われ、非常口・避難誘導設備の点検では、非常口の開閉確認、避難誘導表示灯の点灯確認、非常通報装置の動作確認などが行われます。

また、防火戸や防火扉、防火壁、耐火構造の点検も行われます。

防火戸や防火扉の開閉確認、閉まりきり具合の確認、シールやヒンジなどの点検や、防火壁や耐火構造の状態確認、耐火性能の点検も行われます。

この他にも、発電機やUPS(無停電電源装置)の動作確認、燃料の補充、バッテリーの点検など緊急用電源の点検も行われていきます。

これらの点検は、消防法や都道府県の条例に基づいて、法令に定められた期間ごとに実施することが義務づけられています。点検の実施にあたっては、消防法や都道府県の条例などの法令を遵守することが必要です。

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